最近のハイレゾブームで、雑誌の編集部などから声がかかることが多くなったが、そこで求められるのは20kHz以上の可聴外の音が記録されていることの意義が中心。確かに、非常に高い周波数の音が入っていることによるメリットもあるとは思うが、それよりも「いい音」にしている大きな要因は量子化ビット数が大きく、ダイナミックレンジが広いことだろう。だから16bit/96kHzのサウンドより、24bit/44.1kHzのサウンドのほうが、いい音に感じられるのだと思う。